考えましょう!「まちづくり条例」                 小金井まちづくりの会 〜カフェこまち〜 (更新・021023)



小金井市の皆さん
そして
まちづくりに関心のある皆さん

小金井市では2002年6月より
まちづくり条例の検討がスタートいたしました。

今、小金井市行政が新たに策定しようとしている「まちづくり条例」は、
市民参加によるまちづくりを考える上で小金井の魅力を引き出し、
適切なまちづくりとうるおいのある都市環境の形成維持を図るためには
大変重要な条例となると考えられます。

そこでここでは
このまちづくり条例をめぐって行われる
市民会議への参加を呼びかけるとともに
        この会議の参加レポートを掲載していきたいと思います  
(020703/NASCI)



「小金井まちづくり市民会議
メーリングリスト」規約及び登録
の頁を設置いたしました

規約に同意頂いたなら
貴方も参加しませんか?
小金井まちづくり市民会議
会議録
平成14年9月29日(日)
(第2回学習会)



 まちづくり条例策定市民学習会 開催のお知らせ


・第1回の市民会議では、2ヶ月に1回という非常にゆっくりとした
 ペースでの検討を進めるということで、それでは、検討が追い付か
 ないことから、自主的な勉強会を行うことになりました。

・検討内容は、大きく三点になると考えています。

 
○まちづくり条例を作る目的と意義を検討する
  
既往のまちづくり条例を学習しながら、小金井でまちづくり条例をなぜ、
   作るのかを検討する

 
○(仮称)まちづくり条例市民会議の進め方(ルール)を検討する
  
会議をスムーズに進めるため、会議の運営の方向とルール、名称を
   検討する

 
○市民会議とまちづくり条例策定委員会の関係を検討する
  
市民会議と策定委員会の関係や、委員会に選ぶメンバーの選定など
   について検討する

・一緒に、まちづくり条例について考えていきましょう。


第1回まちづくり条例策定市民学習会

日時:平成14年7月21日(日) 午後1時半〜午後5時
場所:公民館3F 学習室A


第2回の市民会議の日程と場所が決まりました。

 
第1回の会議の要旨では、8月31日とありましたが、
  8月24日(土)午後1時〜午後4時半となりました。
  場所は、市役所第2庁舎8F 801会議室です。


                                     貫井南町で見られた紫花ダイコンの美しい栗林 / photo by NASCI 010406 


   小金井市・まちづくり条例の今後の検討の進め方・案       (020820)


・7月21日に行われた、まちづくり条例策定市民学習会の結果を
 踏まえ、藤村さんが中心になって、まちづくり条例の今後の検討
 の進め方について、市民と行政とで、どのような役割分担で検討
 を進めれば良いのか、また、策定に向けて、どのような手順で検
 討を進めるべきなのかについて、整理しました。

・8月24日(土)の会議では、上記の点について、市民会議で、
 一定の合意を得てまちづくり条例の本格的な検討に入っていきたい
 と考えています。

・この案について、掲示板などへ是非、意見を下さい。  


* * *


小金井市・まちづくり条例策定に関するバートナーシップについての覚書(案)
 

1 覚書の目的

このパートナーシップについての覚書は、小金井市・まちづくり条例
(以下、まちづくり条例)策定にあたり、まちづくり条例策定市民会議
と小金井市との間の関係や役割分担、相互協力の内容などを定める
もの
である。 

2 協働に関する原則

 まちづくり条例策定市民会議と市は、協働の精神に基づいて、互いに
 次の原則を遵守します。
・ 対等な立場に立って議論や意見交換を行うこと。
・ それぞれの自主性を尊重すること。
・ 進捗状況について相互に連絡を密にし、互いに協力すること。

3 役割と責務に関する約束

 まちづくり条例策定市民会議と市とは、まちづくり条例策定に関連し
 て、以下に示すそれぞれの役割と責務を持つものとします。

(1) まちづくり条例策定市民会議の役割と責務
 ・ まちづくり条例策定市民会議は、まちづくり条例の検討・作成・実
  現に向けて、自ら進んで積極的に参加し、行動します。
 ・ まちづくり条例策定市民会議は多様な市民の意見を集約して条例
  策
定に反映します。幅広い市民の要望をできる限り多く収集するた
  め
に、学習会、ワークショップなどを開催し、極力公正で実現性のあ
  る条例案を作成します。
 ・ まちづくり条例策定市民会議は、専門的な見地からの検討を行うま
  ちづくり条例策定委員会と相互に情報の共有、意見交換をし、条例
  案作成に向けて相互に協力します。
 ・ まちづくり条例策定市民会議は、市で作成した素案・原案に対して
  意見表明を積極的に行います。

(2)小金井市の役割と責務
 ・市は、条例策定に必要な情報の収集、提供をします。
 ・市は、まちづくり条例策定市民会議と市の各セクションとの間の連
  絡及び意見調整を行い、その結果を報告します。
 ・市は、市民会議の活動に必要な場所の提供をします。
 ・市は、専門家の派遣や調査活動などについて市民会議を支援します。
 ・市は、まちづくり条例策定市民会議による市民相互の意見調整につ
  いて、その情報交換や意見調整を行う際の支援を行います。
 ・ 市は、まちづくり条例策定市民会議及びまちづくり条例策定委員会
  の提言を踏まえ庁内検討委員会において作成された素案・原案につ
  いて、まちづくり条例策定市民会議及びまちづくり条例策定委員会
  へ意見を求め、相互に意見調整を行って、最大限にまちづくり条例
  策定市民会議及びまちづくり条例策定委員会の検討成果を反映する
  ように努めます。  

4 相互の連絡調整について

 
まちづくり条例策定市民会議と市は、相互の連絡調整を円滑に行うた
め、全体の運営に関して調整を必要とする事項については、適宜、連絡
調整会議を開催して協議します。 

5 パートナーシップについての覚書の有効期限

 パートナーシップについての覚書は、まちづくり条例策定市民会議と
市との合意をもって発効し、まちづくり条例策定までをその有効期限と
します。  

6 その他

 覚書に定めていない事項で、今後パートナーシップを遂行するうえで
必要と認められるものについては、まちづくり条例策定市民会議と市と
の合意を得て、覚書に加えることができるものとします。

                                       以 上

 




第1回『小金井まちづくり条例(仮称)市民会議』レポート 020703 第1回まちづくり条例策定市民学習会         (020721)




三鷹市まちづくり条例についての例会議事録もありますのでご参照下さい→
第1回『小金井まちづくり条例(仮称)市民会議』レポート            (文責 土肥英生020703)

第1回目の『小金井まちづくり条例(仮称)市民会議』が行われました。
日時:6月29日(土)13:30〜16:30
場所:小金井市役所第二庁舎801会議室
まちづくり条例検討のスタートです。

参加者は、14名程度で、(仮称)市民会議と呼ぶには、少し寂しい参加状況でした。


会議は、次のように進行しました。


0.会議の進行
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 1).開会の挨拶(小林都市整備部長)

 2).(仮称)小金井市まちづくり条例について、策定の背景説明

 ・宮川都市計画課長から、都市マスについての説明がされた後、
  オオバ(コンサルタント)より、(仮称)小金井市まちづくり条例策定のしくみ
  と、スケジュールについて説明。

 ・説明のポイントとしては、
  ○まちづくり条例の検討を市民と行政の協働で行うこと
  ○市民会議を先行させ、ここで条例の内容について実質的な
   議論を行うこと
  ○平成14年度は条例内容について検討を行い、条文の起草
   は、次年度行うこと。

 3).フリーデスカッション

 ・宮川都市計画課長より、

 ○まちづくり条例を検討する会議の名称についての検討
 ○会議の進め方についての検討
  都市マスとは異なり、議論の積み重ねができるように、2〜3回の会議を行った
  後は、コアのメンバーを固めて、そのメンバーのみで検討を行うことにし、会議
  開催の案内を広報に載せない方向で考えたい。

 という議題の提起を受けて、話し合いが行われました。


  ・以下、発言主体がわかるように、次のように記号がふってあります。

   ■ 行政
   □ コンサルタント
   ◎ 市民



1.会議の性格について
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
◎参加者が少なく、また、人材も十分に集まっていないので、市民会議と呼ぶには、
 不十分。
◎第一回の会議なので、準備会的な性格を持つ会議として、今後の進め方などを
検討してはどうか。            →  会議参加者の総意として同意



2.策定の進め方について
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
2-1.市民、行政、コンサルタントが、どのような役割分担で検討を進めるか

◎これから、まちづくり条例の検討を進めるにあたって、どのような役割分担で検討
 を進めるかを、みたかプラン21市民会議のように、協定という形に至らないまで
 も明確にしておくことが、必要である。

◎第一回目の会議では、ファシリテータは誰が進めるのか。

◎行政とコンサルタントとの委託契約には、ファシリテーションを行うという条項が
 あると伺っているが、今回の会議では、ファシリテーションを行わないのか。

■□ファシリテーションは、コンサルタントが行う。

2-2.市民会議をどう進めるか

◎『都市マスとは異なり、議論の積み重ねができるように、2〜3回の会議を行った
  後は、コアのメンバーを固めて、そのメンバーのみで検討を行う』という考えで
 は、会議が閉鎖的なものとなってしまう。会議は開かれたものとする必要がある。

◎市民会議としての性格を持つためには、議論の途中段階で、内容が十分に理解でき
 ない市民も参加し、第三者的な立場から意見をフィードバックできるような、会議
 の運営を行うことが望ましい。

◎中途から参加された方は、オブザーバーの形で参加することも考えられる。

2-3.策定委員会と市民会議の関係をどうデザインするか

◎市民会議と策定委員会は並列の関係になっているが、本来、市民会議が上位に
 あってしかるべきではないか。

■策定委員会は、専門的な立場から市民会議で検討された内容をチェックする機
 関として考えている。

◎これまでの小金井での様々な策定委員会は、宛職(○○会長といった役職で委
 員を委嘱する)で委員が選ばれ、実質的な議論が行われなかったことが多い。

◎委員会が専門的見地からのチェックを行うのであれば、委員長は持ち回り的に
 決めるのではなく、まちづくり条例の専門家を選ぶべきであり、また、各団体から
 も、まちづくり条例について検討を行うことのできるメンバーの推薦を頂くべきである。

◎また、市民会議で検討されたプロセスを伝えるためにも、市民会議の代表が何
 名か、委員会に参加できるようにする必要がある。

■策定委員会については、市民会議の議論がある程度進んだ時点で立ち上げを考
 えている。従って、現時点では委員長を誰にするのかなど、委員会のメンバー構成
 等にについて何も決まっていない。会議での意見を参考にして、委員会メンバーの
 選定などを検討していきたい。

◎委員長の推薦を市民側が行うことはできるのか。

■推薦して頂けるとありがたい。

◎現在検討を進めている市民参加条例では、条例などを作る際、市民会議を設け、
 そこで実質的な議論を行ることを想定している。今回、市民会議を先行させたと
 いう点については、画期的で、これを市民参加条例の先行するモデルとして成功さ
 せていくことが必要と思う。

2-4.PR、広報について

◎市のPR広報が不足している。都市計画マスタープランの参加者への案内や、
 関連する市民団体、商工会、青年会議所などへのPR・案内を行う必要がある。

◎広報も案内(字も)が小さすぎる。あれでは、ほとんど、市民に気がつかれない。

◎小金井市のHPに、まちづくり条例のページを設け、そこで、会議の案内、議事要
 旨、配付資料の掲載、市民の意見交換ができるようにしてはどうか。
 (せっかく「小金井市IT戦略構想」を作ったので実践することが必要)


◎まちづくり団体については、市民側でも、このような場ができたことを積極的にP
 Rしていきたい。

◎多くの市民にとっては「都市マス」を作成したあと、「まちづくり条例」にど
 うつながっていくのか、何のためにつくるのか見えにくいのではないか。そこ
 で、関心をもってもらうため、ミニイベント的にシンポジウムのようなものを
 開いて欲しい。そこで、都市マスそのものの紹介も含め、わかりやすいように
 説明をする。他市の事例紹介をしてもらう(まちづくりの会で招いた三鷹の例
 とその時の議論を紹介する)などしてはどうか。


■次回の会議に向けては、都市計画マスタープランの参加者への案内や、関連する市
 民団体、商工会、青年会議所への案内を行う方向で検討したい。



3.まちづくり条例の性格と目的について
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

◎小金井市には、無数の条例がある。しかし、その条例の大半は機能していない。例
 えば、ゴミのぽい捨て条例などは、条例は作れられていてもまったく運用されてい
 ない。

◎従って、そもそも、なぜ、まちづくり条例を作るかという根本の部分を明らかにす
 る必要がある。

◎まちづくり条例、“まちづくり”という部分にどのような幅を持たせるか、ハード
 なまちづくりだけに限定し、“街づくり”という言い方をしている例もある。
“まちづくり”の定義も明確にしておく必要がある。

◎ハードなまちづくりだけでなく、マナーや環境など身近な生活に関わることも
 取り扱うのか。

■そのような観点から“まちづくり”幅広くとらえていきたい。


◎現在、環境基本条例や市民参加条例は、同時並行的に検討が進められている。
 既往の条例も含め、これらの条例とまちづくり条例の関係を整理する必要がある。

 (行政サイドで)

■まちづくり条例に関連する条例としては、どのような条例があるのか、次回の会議
 までに行政側で整理する。

◎まちづくり条例にも、様々な目的と性格を持つものがある。まず、現在、どのよう
 なまちづくり条例があるのか勉強をするところから始めないと、まちづくり条例が
 どのような機能や目的を持ち得るのか、共通認識を作ることは難しい。

□次回の会議ではまちづくり条例にどのようなものがあるのかを、整理し、議論をする。

◎10年程前に、小金井でも福祉のまちづくり条例を作ってはどうかという提案を行
 ったことがあるが、結局棚ざらしにされた。その後、東京都福祉のまちづくり条例
 が施行されたが、十分な対応が必ずしもされていない。(例えば、道路の側溝に設
 置されるグレーティングの溝がバリアフリー対応になっていないなど)

◎まちづくり条例では、建築物のバリアフリー化などにも対応し、福祉のまちづくり
 条例としての機能を持たせられることを期待している。



4.今後の進め方について
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

■概ね2月に1回のペースで会議を開催したいと考えている。

◎2月に1回では、十分な検討を行うことが時間的にも困難である。その合間に、市
 民側が自主的に行う会議を設け、実質的に月1回のペースで検討を行うことにして
 はどうか。                 →会議参加者の総意として同意

■次回の会議は、8月31日(土)13:30〜16:30を基本に会議室がとれる
 か調整する。

◎また、市民側での勉強会を7月21日(日)13:30〜16:30に開催する。

◎7月の会議では、(仮称)市民会議の名称や、(仮称)市民会議と行政、コンサル
 タントの役割分担をどうするのか、案を作成することにしてはどうか。その中で、
 委員会の構成などについても提案していく。   →会議参加者の総意として同意

◎市民側の勉強会の案内や、会場の確保については行政に支援をお願いしたい。


■勉強会については、案内、場所の確保について支援を行う方向で考えたい。

■□今回の会議の議事録はとりまとめ、今回の会議参加者に送付する。





以下は会議で配付された資料です



■策定方法と策定のしくみについて(案)






■(仮称)まちづくり条例策定スケジュール(案)




以上(修正20020708/NASCI)


*


 第1回まちづくり条例策定市民学習会                         議事録/020721

日時:7月21日(日)午後1:30〜5:00
場所:公民館本館3F 学習室A
参加者:16名


1 学習会の進行について

・次回からは、その都度、司会進行、記録係などを当番などで決める。
・記録:次回よりテープで録音する。


2  まちづくり条例とは何か

全国でまちづくり条例を制定する自治体は増えている。その背景やまちづくり条
例の可能性と法律上からみた限界、各自治体で制定されているさまざまなタイプ
の条例の特徴や目的を土肥さんが解説。

・ まちづくり条例としては、各々の自治体の課題に応じた様々な特徴をもった
 条例が作られており、これがまちづくり条例と決められるものはない。
・ 条例が万能ということではない。例えば、都市計画法に基づき指定された用
 途、容積を超えて、厳しい規制を行うことは憲法に保証された財産権を侵害する
 こととされるなど、限界がある。
・ しかし、都市計画法の改正により、条例による手続きを前提として市民団体
 が都市計画の提案ができることとなり、実質的に市民合意に基づき、自主的な街
 づくりルールが作れるようになった。このように、条例でできる範囲が拡がりつ
 つあることを理解すべきである。
・ 小金井市の特徴としては、都市計画マスタープランを踏まえ、まちづくり条
 例が策定されることがある。従って、市民自治条例にようなまちづくりを超えた
 分野まで扱う基本条例を作ることにはならないのではないか。
・ また、条例を策定するうえで、現在策定中の市民参加条例や環境基本条例と
 の関係(横並びの関係)を整理することが大切である。


3 都市マスタープラン策定の問題点・課題について

 都市マスタープランの策定に参加した杉本さんより、策定上の問題点や課題な
 どについて話してもらった。

・ コンサルタントが、行政と市民の間の中立的立場を担保できていなかった
 (行政のお抱えだった)ため、行政と市民をつなぐパイプ役としての役割を果た
 すことができなかった。また、市民の間の意思合意形成をするための、ファシリ
 テーターの役割も不十分だった。
・ 一貫して行政主導で策定が進められ、都市マス策定上における行政と市民と
 の協働関係が築けなかった(行政と市民の役割分担ができなかった)。
・ 市民懇談会で話し合ったことが、十分プランに反映されるしくみができていなかった。
 また、話し合ったことがプランから削除されたときの行政の説明責任が不十分だった。
・行政と市民との間の情報の共有が不十分だった。
・ 市民参加のしくみをつくるためには、そのための手段や手法について、市民
 自身も力をつけなければならない。


4 まちづくり条例策定をすすめるうえでの問題点や課題

 ワークショップで、今まで市が行ってきた市民参加の問題点や課題や、これか
らまちづくり条例づくりを進めるうえで取り組むべきことなどを洗い出した。
下記に掲げた意見は、ワークショップの中で出てきた意見のほか、学習会中のデ
ィスカッションで出てきた意見も入れてある。


●行政側の取り組み

・市民及び市民団体の意見が行政に十分反映されなければならない。
・ 形だけの民意を取り入れているかのような欺瞞的ごまかし的民主主義をやめること。
・ エゴを排すること。
・ 行政と市民の役割分担があいまい。
・ 市はウソ八百ばかり言って、本当のことを言わない。いつも市民を怒らせている。
・ 幽霊人口の賛否の統計100%以上の市政不信の頂点にある清里山荘問題、消防
 団コンパニオン問題、退職職員ヤミ値上げ問題、例をあげればキリがない。
・ 市長が市民・議会を無視して暴走する。
・ 都合の悪いことは抜いて真実と異なる(前回の市民会議の議事録)。
・ 市長・一部の政党議員、監査委員が、率先して都市環境を乱している。
・ 環境基本条例が現在進んでいるが、掛け声だけで終わる可能性の多い内容だ。
・ 市が監視を規制する前向きな姿勢が少ない。
・ 小金井市は基本計画、条例実施にあたり、十分な予算の計上をしていないのではないか。
・ 行政(出してくる側)に一定の考え(体制)がなく、都度、場当たり的に「条例づくり」が出てくる ことが問題。
・ 「市民参加」以前に、市民に関心を持ってもらう努力が不足していたのでは?
・ 都市マスでは、行政側の説明が不十分でなかった。(市民が話し合ったこと
 で却下されたことについての説明が十分でない)。


● まちづくり条例でとりくむべきこと

・ 条例は、抽象論ではなく、みんながわかりやすい(市民レベルで)内容にすべき。
・ 市における手続き上、玄関口に至る舗装なき道路の改修の心得。地権者に依
 頼して拡幅セットバック分を市に提供してバリアフリー条例とする。
・ 生産緑地が残らない。(一部でも残す手立てを)
・ 美しいまちづくり
・ 公共物への共同責任
・ 小金井の特色を生かす方法
・ 市民が生活をするにあたってのトラブルがあったとき、どこへ相談すべきか
 わからないことが多い。
・ 都市マスにしても緑の基本計画にしても計画が実行されているか、の市の監
 視体制がない。
・ 事業者が事業を起こすとき、市に届けるという規制がない。
・ 武蔵小金井駅周辺のまちづくりについて、市民が議論できる場がない。
・ 住み続けたい、住み続けられるまち・小金井は、どんなまちであったらいい
 のかを市民参加で考えられるシステムが欲しい。
・もともと「まちづくり」や「マスタープラン」の意味があいまいだ。


● 条例検討の進め方

・ ファシリアテーター講座が必要。
・ 他市の事例研究、都市計画などについて、講師を呼んで学習する機会が必要。
・ まちの情報を共有するための学習会やウォッチング。
・ 祝・日曜日での楽しいイベントの定例化
・ 条例や計画づくりに入る前に必要な知識を得ることが必要。そのための学習
 の機会を十分もつ(講座など)。
・ すでにある条例との整合性はどうするか。
・ 条例づくりには法律的な知識も必要なので、市民会議に専門家に入ってもらうべき
 (3人くらい)。
・ コンサルタント(オオバ)が果たす役割は何か?
・ 行政とコンサルタントが中心となって条例をまとめるのではないかと心配。
 コンサルタントは必要でないと思う。
・ 地域をもっとミクロに見よう。
・ 都市マスのテーマに沿って、身近な暮らしの問題を積み上げて条例に。
・ 都市マスを基本に、市民参加条例や環境基本条例との連携を考え、
 柔軟に考えていく必要がある。
・ 学生たちに声をかけていこう。
・ 市は今まで、条例づくりをするとき、マーケティングなどの下準備なしに、
 いきなり条例策定に入っていたやり方を見なおすべき。
・ 普段の生活の中で感じる問題点や疑問点など、地域の人たちの意見をまず拾って、
 そこから条例の中に盛り込む内容や範囲を考える。
・ 条例づくりを急ぐのではなく、市民の思いを出し合い、それが生かされる条
 例になるようにしたらどうか。


● 市民意識の共有化

・ まちづくり条例に盛り込む内容やその範囲を考えるうえで、まずは、「まち
 づくりとは何か」を検証することが必要。
・ 「まちづくりの問題点」0ョQ加者が少ないこと。まちが見えないこと。行政の
 施策が市民に伝わっていないこと。コミュニティが成立していないこと。将来像
 がわからないこと。
・ 行政側も市民もまず、「公共性」に対する意識の啓発とその共有をどうする
 かを先行したい。

◆ワークショップで出された意見を基に、今後のまちづくり条例の具体的進め方
 を話し合った。


※今回の会で合意したこと

○どこまで市民会議が行うか

・策定委員会に先行して、素案のたたき台は市民会議でつくる。
・ 行政が示した2ヵ年を目標とする。
・ 特に、当初の市民意識の共有化が大変に時間がかかるので、効率的な進め方
の検討が必要。

○ 市民会議と行政の役割分担

・ 学習会で必要な経費(資料コピー代等)は、行政が実費を負担するべき。
・ また、学習会には行政、コンサルタントが参加し、問題意識の共有化を図る
 れるよう、オブザーバーとしての参加を働きかける。
・ 策定の進め方についてのルールを、市民会議と行政の間で覚書結ぶ
 (パートナーシップを進めるための行政と市民の役割分担・約束ごと)。

○市民会議と策定委員会の関係について

・ 策定委員会立ち上げは、行政の示した案のとおり今年の末か来年の初めぐら
 いにつくり、市民会議がイニシアチブをとって、策定委員会と連携して条例づく
 りを進める。
・ 策定委員会のメンバーは、学識経験者(まちづくり条例、都市計画、建築、
 関連団体(商工会、農業、福祉)の推薦メンバー(議論できる人の推薦)、市民
 会議代表3名程度)で構成するように提案。

○ まちづくり条例の検討の進め方

・ ワークショップで出た意見をテーマごとに整理し、HP上に流し、意見を追加
 で書きこめるようにする。
・ 徴収した意見をデータベース化する。
・ HPについて:「小金井・まちづくりの会」のHPを使う。市民会議の内容もアップする。


※検討が必要な事項

○ 策定委員会のメンバーに、どのような分野の人たちを入れるか、市民会議から推薦する。
 →
 まずは、市民会議と策定委員会の役割と内容を明確にしないと、
 どのようなメンバーを入れる必要があるのか、決めることができない。

○ まちづくり条例づくりを進める前提として、「小金井らしさ」とか、「まち
 の将来像」についてイメージの共有が図られていない。
 →
 今まで都市マスなどを通して、まちづくりに関して市民が話し合って積み上げ
 てきた内容について、共通認識を持つべき。これを目に見える形にしておく必要がある。
 どうやって、「目に見える形」にできるのか?(模型をつくるという意見も出た)




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