・今回は、参加者が13名でした。
・新たな参加者も来られて、プロジェクトの具体化に向けて活気がでてきているなと感じました。
・今回は、以下の二つの観点から議論と検討を行いました。
○小金井で進みつつあるまちづくり活動の様々な情報交換を行う
○まち会の今後の運営について検討する
・今回、今年度後半に向けての会の活動の方向が出ました。
・コミュニティカフェプロジェクトは、いよいよ、具体化に向けて
始動することになります。そのため、具体化に向けてのチームづ
くりも考える必要があるのではないでしょうか。
・例によって、記録の不確か、補強すべき部分についてのコメント
や感想などがいただけると幸いです。
・指摘を踏まえて、修正を行いたいと思います。
日時:平成14年7月13日(土)14:00〜17:00
場所:上之原会館2F和室
1.まちづくり活動についての意見交換
1-1.まちづくり条例について
■まちづくり条例を作る意義と意味 〜まちづくり条例は市民の公共権を確立することを目指す〜
・まちづくり条例を何故作るのか、その理由や意味が理解できない
・まちづくり条例をどのように検討するかを考える前に、まちづくり
条例を作る意義や意味を明確にすべき
・まちづくり条例は、まちづくりにどのような手続きで市民参加を行
うのかという側面に重点を置き、武蔵小金井駅周辺整備など、小金
井で進められる街づくりに、具体に市民参加が行われるような手続
きを定めることができると良い
・今から定めても、南口再開発には間に合わないのではないか
・第二期地区や、大規模なマンション建設など、これから行われる様
々なまちづくりの局面で活用することができる
・まちづくり条例は、細かい基準を定め、まちづくりの融通性を失う
ようなものではなく、例えば、商店街でこのような街を作りたいと
いう理念や方向を決めた時にそれを応援するようなものであるべき
・まちづくり条例は、市民の側から公共権を確立することを目指すものであるべき
■まちづくり条例の検討し進め方 〜開かれた会議を〜
・三鷹のように、余りかっちりしたルールを作ると会議自体が窒息し
てしまう。ルールを作るとしても、大まかな約束事を作る程度で良い
・会議は開かれたものであるべきで、参加資格も幅広いものにすべき
・コアグループ的なものは、運営を考えると必要
・委員会の委員には、法的な観点から検討をサポートするメンバーも
入れるようにしてはどうか。
・大学と連携し、検討を進めるということは意味がある。かつての、
小金井学研究会のように、法政大学、学芸大学、東京農工大学、東
京経済大学の4大学が協働した組織を作ることも必要で、その意味
で、まちづくり条例の検討も大学との連携を視野に入れた方が良い
■ファシリテータについては何らかの取組みを
・行政の方で作成した議事要旨では、前回はオオバがファシリテート役を行ったが、
今後も継続するかどうかについては、検討の余地があるのような表現になっていた。
(その時の発言は、そのようなニュアンスがあったという声あり)
・その時の進め方では、ファシリテートの技術があるようには見えな
かった(例えば、発言者の言葉をそのまま記入しないなど)ので、
新しいファシリテータを付けるように働きかける必要があるのではないか
・業務としてファシリテーターをコンサルタントが受託しているので
あれば、やはり、コンサルタントにやってもらうべき
・何でも市民に頼るというのは問題で、市民の側も安易にカバーすべでない
・市民がファシリテータを育てるということもある、少し暖かい目で
コンサルタントを育てるということも考えては
1-2.駅舎検討会について
■7/27に、駅舎検討会が市主催で開催されるので参加を
・かねてからグリーンネックレスで提案していた、駅舎検討会が、市
主催で開催されることとなった。(7/20市報掲載予定)
・駅舎のデザインとなると、人によって様々な意見がでる。これを集約するのは、大変なプロセス
・武蔵小金井駅と東小金井駅では、当然、求められるデザインも大きく異なる、
第1回目は検討の進め方を議論することが必要ではないか
1-3.(仮称)公園小金井駅周辺まちづくり研究会の提案について
(仮称)公園小金井駅周辺まちづくり研究会の提案 参照
■まち会のメンバーを中心に専門家を集めて(仮称)公園小金井駅周辺まちづくりの検討を
・6月の定例会で東小金井駅周辺を歩き、区画整理の現状と問題点に
ついて検討を行った。引き続き、まち会として、東小金井駅周辺の
まちづくりのあり方について検討を行いたい
・8月定例会を中心に、(仮称)公園小金井駅周辺まちづくりについ
て集中的に検討する合宿を行ってはどうか
・検討する際は、地権者にも入ってもらえるようにすべき >>まち会として合意
1-4.みんなで、みんなの、みんながつくる美術館
■中村研一美術館の運営方策についての検討会を開催
・コミュニティカフェプロジェクトに興味を持ちまち会に参加をした
検討会にも参加したい
・中村研一美術館については、運営に関係しているメンバーも検討会
に参加してもらってはどうか
・市民が参加し、運営・管理を行うための、仕組みづくりを考える、
そのため、講座を作って勉強会ができるように市に働きかけている
2.まち会の今後の進め方について
2-1.今後の取組みについて
■コミュニティカフェプロジェクトの具体化を
・コミュニティカフェは、農地の一部を活用して、野菜販売所と一体
なった形のものを作れると良いと思っている
・まち会として、わんぱく夏祭りに参加してはどうか
・今から、時間的に準備することは難しいのではないか
・第2回まちづくり条例策定市民会議(8/24)の後に有志で、参加してはどうか
>>まち会として合意
・以前からはらっぱ祭りに参加してはどうかという意見が出ていた、
実際にコミュニティカフェを作ってみて、小金井の食材を使った、
料理を提供することをやってみてはどうか
・はらっぱ祭りに参加するメンバーは、セミプロ級の人たち、半端な
企画では埋没してしまう
・食を取り入れるのなら、ヤドカリズムのメンバーと協力して、進めても良いのでは
・11月の定例会は、はらっぱ祭りにコミュニティカフェを出店する
ということで、コミュニティカフェプロジェクトに宛てる
・また、10月定例会もその準備会として設定する
>>まち会として合意
・9月定例会については、まちづくり条例や、(仮称)公園小金井駅
周辺まちづくり研究会、コミュニティカフェプロジェクトの情報交換会としてはどうか
>>まち会として合意
<以上、今後のスケジュールをまとめると>
8月定例会 (仮称)公園小金井駅周辺まちづくり研究会
・集中的に合宿形式で
・まち会運営ルールの検討も行う
9月定例会 &街づくり情報交換会
10月定例会 コミュニティカフェ準備会
11月定例会 コミュニティカフェ実験
2-2.まち会の運営のあり方について
■メーリングリストの活用のあり方について
・メーリングリストや、HPをうまく活用し、情報発信を進めるべき
・メーリングリストを活用した議論は困難ではないか、どうしても、
言葉尻をとらえた議論になりがち
・メーリングリストの運営のあり方も踏まえ、次回までのまち会のメ
ンバーとしての意見をアップしてもらい、8月定例会で議論をする
機会を持ってはどうか
・メーリングリストにはできれば、会に参加した感想などを載せる
>>まち会として合意
■会の運営のあり方などについて
・一部の人に大きな負荷がかかっている、この状況を改善する必要がある
・会報を一人で作ると知って、これは問題と思った。事務的な部分を分担することは必要
・会報は次回、分担して作ってみてはどうか
・4Pの会報の内、1Pを中村さん、2Pを永瀬さん、3Pを土井さん、井筒さん、
4Pを小谷さんが、分担して作成する
・7月27日を目処に、会報の原稿を作成し、8月定例会では配付できるようにする
・8月定例会では、会の運営のルールも検討する
>>まち会として合意
■その他、インフォメーション(永瀬さんから)
・下町再生について検討する東京財政研究会が開催されます
・第1部では4大学の学生が連合して行うKJ法を活用したワーク
ショップで、第2部ではその検討成果を踏まえ、陣内先生などの
学識者、専門家でパネルディスカッションという形式で検討を行う予定です。
日時:7月23日(火)17:00〜20:30
場所:市ヶ谷キャンパス26F会議室A
・興味のある方は参加してはどうでしょうか。